早春の小石川後楽園
梅の花で知られている小石川後楽園を訪ねてきました。
パンフレットの冒頭に「大江戸・東京に残る深山幽谷」とあるように、山あり、池ありの美しい庭園です。
江戸時代初期、水戸徳川家の二代藩主光圀が上屋敷として完成させた回遊式築山泉水庭園となっています。
大泉水にはたくさんのヒドリガモが浮かんでいました。
大泉水のほぼ中央にある蓬莱島ではアオサギとシラサギがのんびり日向ぼっこをしていました。
ここでカワセミを何度か撮りましたが、今回は姿がありません。
大泉水を半周して、内庭に向かいます。
途中、延段と呼ぶ中国風の石畳を上っていくと、苔の生えた岩が重なり合っていました。
内庭の池にも、カモが何羽かいます。
緑色が美しいマガモと、名前のわからないペアが付かず離れずでしたが・・・
突然、怒り狂ったようにマガモを追い払います。
一体どうしたの! 静かだった池に大きな波が沸き起こりました。
その後すぐに、何事もなかったかのようにみんなでお食事を始めましたよ。やれやれ…です。
内庭を後にして、梅林へ行きましょう。
梅の花は満開とは言えませんでしたが、小路一帯に良い香りを漂わせていました。
梅林から、養生中の藤棚を横目で見ながら山道に入ります。
すぐに石造りの古い橋が見えてきました。
水に映る形が満月のように丸く見えることから「円月橋」と呼ばれる、当時の姿そのままの貴重な橋です。
円月橋を撮って、大きな木の茂る山道を少し下ると大泉水が見えてきます。ここで池を一周したことになりますね。
そのまま大泉水を背にして芝生の道を進むと、京都嵐山の下を流れる大堰川を模した川に出ます。
遠くの赤い橋は通天橋。晩秋には真っ赤な紅葉で縁取られますが、今は静かに眠っているようです。
帰り道、東門の前を通りました。窓から中を覗いてみましたら、内庭の池が木立の間から見えましたよ。
この門は東京ドームの真下になり地下鉄後楽園駅に一番近いのですが、ただ今閉鎖中です。
東門の近くに咲いていたワビスケです。
あまりに可愛かったので、バッグに入れたカメラをまた出して撮りました。
この記事へのコメント
まるでシンクロナイズドスイミングをやってるみたいね。
お尻の形が全く一緒(^_-)-☆ちょっと滑稽でおもしろ~い。
水面が水温む春を感じさせますね。
わびすけ、しまったカメラを再び取り出すお気持ちよくわかります。
かわゆ~い
ワビスケ・・・可愛いでしゅねっ
この花はオイラもよく撮りましゅ
ヒドリガモの様子が、冬の陽だまりを感じましゅ
ナイス!…☆
白い梅に 蜂が吸蜜中 素敵に撮れています。
鳥さんも勢力争いかしら。
水戸の黄門様ゆかりの庭園ということで、名園とされていますね。さまざまなカモさんはネギは背負っていないようですが、それぞれ観察していると楽しいですね。
やはり水戸というと梅ですよねえ。椿もこの時期ならではの美しさですね。
アッ と思ったときは もう遅し!
撮り損ねてしまいますが うふふさん お見事ですね。
私も 今日 奈良公園に行って うふふさんと同じような
写真を撮ってきましたよ。
池に映る 通天橋の赤い揺らめきが 素敵ですね。
小石川後楽園は皆様のブログで良く拝見します。素敵なお庭ですね。池でカモたちがのんびりしています。突然起こった騒動、見事に写せましたね。その後のシンクロのようにお尻を見せてにエサをとっている姿が可愛いですね。
白梅も咲きだして、もう蜂が吸蜜しているんですね。
赤い通天橋が池に写っていい景色です。
ワビスケ可愛いです。
場所ががあるのかと驚きました
どの景色も美しいです
最後の侘助が良いですね。関東侘助みたいですが、名札が無いと分かりませんね。
本当に面白いですね。
あの騒ぎは何だったのだろうと思うほど、仲良くしていましたよ。
いよいよ春到来でしょうか。
来週はもう3月、まさに水温む頃ですね。
ワビスケの小ぶりの花が可愛らしかったです。
こんばんは!
ワビスケをデミさんも撮りますか。
椿の仲間でも、殊更に可愛い花ですね。
大泉水におびただしいほどのヒドリガモが居ましたよ。
遠すぎてなかなか撮れないのが残念でした。
ナイス!…ありがとうございます。励みになります。
大名庭園はしっとりと落ち着いているのが良いですね。
梅の良い香りに誘われて、蜂も来ていましたよ。
まだいらっしゃっていないのですね。
あまり広くないのですが、季節ごとに見所がありますので是非お出かけください。
特に晩秋の紅葉は見事ですよ。
この時、東京ドームではラン展の真っ最中でしたね。
毎年大変な人出だと聞くと敬遠してしまいますが、庭園はそれほど混んではいませんでした。
水戸黄門様は梅が好きだったそうですね。
水戸の偕楽園にも何度か行きましたが素晴らしかったです。
鳥たちの動きは予想できませんね。
こんな騒動をたまたま撮れましたがピンボケでした。
奈良公園ですか。
高校の修学旅行の時、鹿に囲まれて怖かったのを思い出します。
お写真を見せていただくのを楽しみにしています~♪
こんばんは!
そう、ここは良くブログに載りますね。
大名庭園はどこでもしっとり落ち着いていて居心地が良いです。
鳥たちは本当に愉快ですね。
すっかり楽しんでしまいましたよ。
梅の花はまだ満開ではありませんが、良い香りが漂っていました。
赤い橋、綺麗でしょう?
ワビスケも可愛らしかったです。
たいしたもんでしょう?
どんなもんだい!
と、私が威張っても仕方がないか…。
ですよねぇ。
山手線の内側とは思えません。
徳川家は偉大です(笑)
起伏のある庭園ですので、歩いていると全然寒くなかったです。
良い運動になりました。
ワビスケに関東と付くのがあるのですか。
知らずにいました。
名札にはただ「ワビスケ」と書いてあるだけでしたよ。
そうでしたね。覚えていますよ。
あの頃は庭園内で工事中のところが多くて残念でしたね。
今もまだ完全に終わってはいないようです。
そのせいか、カワセミもカルガモもまるで姿を見せませんでした。
早く終わると良いのですが…。
さすが洗練された散策コース一緒に楽しませて頂きました(^^♪
雪吊りも見事な庭園なんですね。大泉水のヒドリガモ、蓬莱島のサギさん達、内庭の池のカモさん同士のバトルなど見応えありました。円月橋に通天橋も珍しいです。東門が東京ドームの真下になるという位置関係がどうしても不明です
鳥たちも静かな水面にゆったりと・・。と思ったらあらあら大変・・・。
でもすぐに仲直り・・・。ホッとしましたね。
東京は本当に素晴らしい立派な公園が多いですね!!
とってもいい写真が撮れました。
苔っておもしろいし、不思議な感じがします。
こんばんは!
ここの庭園は人気がありますね。
四季折々の変化も本当に素敵ですよ。
水鳥たちの様子は撮っていても楽しかったです。
東京ドームの真下とは、へんな言い方でしたね。
一枚目の写真の奥の方に見えるように、庭園の周りはビルばかりです。
内庭のすぐ近くに東京ドームがあり、後楽園駅に行くのには東門の前から東京ドームの階段を上がって行かなくてはならないのです。
階段は東京ドームの下にあるわけでして…なんだか、私までわからなくなりました(笑)
こんばんは!
面白いでしょう?
くすくす笑いながら写真を撮っていました。
お江戸は古い街ですので、このような大名庭園が残っているのはうれしいですね。
良い庭園でしょう?
いつ来ても新しい発見があります。
苔は今はあまり綺麗ではないようでした。
雨が降って湿度が上がればどうでしょうね。
こんにちわ~♪
小石川後楽園の散策、静かで心地よいでしょうね。
水鳥も泳ぎ、水温むという言葉が
浮かんできました。
心が休まりますね。
鳥たちの行動も面白いものですね。今のは何だったのと聞きたくなりますが。
「円月橋」水に移る姿はほんと、まん丸ですね。
虫さん登場の季節となってきましたか。
と思ったら、カモ達がこんなに活動的で微笑ましい姿を見せて楽しませてくれるのですか。暖冬だからでしょうか。動きのあるカモをよく撮影されましたね。
雪吊りも風流です。まだ雪が降るかもしれませんからね。
こんばんは!
ここは都心とは思えない静かな庭園です。
鳥たちものびのぴと暮らしているようでしたよ。
もうすぐ本格的な春、うれしいですね。
良い時間を過ごしてきました。
鳥たちの様子は心癒されますね。
鳥たちにとってはそんなことも言っていられないのかもしれません。
江戸時代から同じものを見ていたのかと思うと不思議な感じがしますね。
もっとも当時は一般の人は入れなかったでしょうけれど…。
水戸黄門様は梅の花が好きだったそうですね。
梅林には水戸の偕楽園からお里帰りの梅も咲いていました。
水鳥たちはのんびり浮かんでいたかと思うと、いきなり追いかけ回したり、見ている分には楽しかったです。
都心の雪つりはあまり意味がありませんね。
雪国の兼六園のとは訳が違いそうです。
秋にいらっしゃいましたか。
紅葉が美しい時でしたか?
水戸とゆかりの深い庭園ですので、見る甲斐がおありだったでしょう。
今度は初夏にお出かけください。
アヤメや菖蒲、藤の花がたくさん咲きますよ。